広報・社内報の成果・効果測定を数値で行う5つの方法

XBOARD(クロスボード)は、インターナルコミュニケーションを促進する社内報・ナレッジ共有のWebサービスです。
株式会社アマナ社内でデジタルサイネージでの活用など様々な形で利用されている、amana knowledge boardの他企業向けクラウドサービスになります。

広報という役割において、具体的な成果や効果測定をどうするかということで皆さん悩まれているのではないでしょうか。 広報部門としての日頃の悩みでダントツ一位* の「広報活動の効果測定が難しい」について、 Web社内報におけるXBOARDでの広報・社内報の成果・効果測定を数値で行う5つの方法についてご紹介致します。
* 出典:経済広報センター 企業の広報活動に関する意識実態調査報告書

目次

広報の成果・効果測定とは?

広報の成果・効果測定についてですが、そもそも広報とはどういった仕事なのでしょうか? 広報の業務内容は大きく分けると2種類あり、社内と社外に会社の情報を知らせることです。

社外に対する広報活動の目的は、自社ブランドの確立、商品の販売促進を目的としたPR活動、CSR・求職者向けのコーポレートブランド力の構築などがあります。
社内に対する広報活動の目的は、企業理念・経営理念の浸透、帰属意識・従業員エンゲージメントの向上、離職率の低下などがあります。

社外広報では、企業と消費者(BtoC)での販売促進を目的としたPR活動が主となり、 社外広報の成果の効果測定例として、下記のようなものがあります。

  • テレビへの露出回数
  • ネットメディアへの露出・掲載回数
  • 新聞への露出・掲載回数
  • ラジオへの露出回数
  • 雑誌等の掲載・インタビュー件数
  • Twitter、FacebookなどのSNSでのリツイート(RT)、いいね数
  • プレスリリースの回数
  • 求人広告への応募数や人気ランキング

社外向けの広報活動では、ある程度数値として管理可能な指標があるため効果測定できる部分もあるようです。 しかし、メディアへの掲載回数などが人事評価指標となっている場合、掲載内容の質については問われていないため、意図した結果とならない場合もあります。 こうした背景から、単純に掲載回数のみでの評価ができない点が、社外広報においても難しい部分になります。

一方、社内広報は従業員に対する広報活動であるため、 従業員の帰属意識や就業意欲など、成果の効果測定が難しいところもあります。 社内広報の成果の効果測定例として、下記のようなものがあります。

  • 企業理念・経営理念の浸透率
  • 会社に対する従業員満足度(ES)
  • 社内報の読了率
  • 部署間での連携件数
  • 従業員発信のイベント等の発生回数
  • 社内イベントへの参加率

会社全体に対する従業員満足度(ES)、職場環境への満足度、業務内容への満足度、 給与・福利厚生への満足度など、従業員の気持ちに対する指標が多いため、数値による効果計測が難しいところでもあります。 定性的な情報の数値化は、毎年同じ時期に同じ内容のアンケートを取るなど、定期的に効果測定を実施する事が重要です。 また、アンケートを取るだけでなく、効果測定結果の従業員の意見をもとに対処・改善していくことが重要です。

Web社内報の成果・効果測定とは?

Web社内報における成果・効果測定ですが、ここでは社内向けに発行しているWeb社内報を対象に考えていきます。 Web社内報の成果の効果測定例として、下記のようなものがあります。

  • Web社内報の閲覧数・PV数
  • Web社内報単位での閲覧率
  • Web社内報単位での読了率
  • Web社内報の公開数・公開頻度
  • Webメディアの利用率(アクティブユーザー率)
  • メールマガジンへの反応率(開封率・クリック率)

社内に対する広報活動では定性的な成果が多く効果測定が難しいところがありましたが、 Web社内報では定量的なデータを取得することが可能となります。 社内報のWebサービスであるXBOARDには、Web社内報運営におけるログデータを分析するなど、効果測定を行うための様々な機能があります。 次項から、XBOARDにおける効果測定を数値で行うための5つの方法についてご紹介致します。

【効果測定1】記事アクセス人数ランキングによる
成果・効果測定

ログ管理の記事アクセス人数ランキング

XBOARDのログ管理の「記事アクセス人数ランキング」機能は、Web社内報の効果測定に活用することができます。 Web社内報のどの記事に何人アクセスしたかを表示する機能で、期間での絞り込みやユーザーの権限やステータスによる除外指定による効果測定をすることが可能です。 アクセス人数はユニークユーザー数(UU数)となっています。 記事の作成を担当した編集者も合わせて表示されるため、半年間や一年間など指定期間で「一番見られた記事を書いた人」の効果測定を簡単に見ることができ、 広報担当者同士の切磋琢磨やモチベーション管理にも活用することができます。

【効果測定2】記事単位のログ情報による成果・効果測定

エントリー管理の記事詳細ページのログ情報

XBOARDのエントリー管理では、記事単位の詳細ページからログ情報(効果測定)を確認することができます。 ログ情報(効果測定)は、アクセス回数(PV数)、アクセス人数(UU数)、お気に入り数、読了者(記事内容を75%以上読んだ人の割合)、グッド数の詳細な成果を確認できます。 「誰が」「いつ」「どこまで読んだ」のか効果測定できるため、読まれやすい記事の傾向や読まれにくい記事に対する対策を検討したりと、幅広く活用することができます。

【効果測定3】メールマガジンの成果・効果測定

メールマガジン管理の詳細ページのログ情報

XBOARDのメールマガジン管理機能では、送信したメールマガジンの効果測定を実施することができます。 ログ情報(効果測定)は、送信数、クリック人数(メールマガジン内の記事URLリンクをクリックした人数)、クリック率(クリック人数÷送信数)の成果を確認できます。 また、メールマガジン内に掲載した記事情報の「どの記事を」「誰が」「いつ」クリックしたのか効果測定できるため、どういった人がどのような記事に興味を持つ傾向があるのかを確認することもできます。 メルマガ配信機能では、既存の社内報を選択して誰でも簡単にメルマガ作成ができます。 前回のメルマガをコピーして作成することもできるため、人によってメルマガ配信のフォーマットが違うといった事が起こりにくくなっています。

【効果測定4】読了者ランキングによる成果・効果測定

ログ管理の読了社ランキング

XBOARDのログ管理の「読了者ランキング」機能は、Web社内報がどれだけ「読了されたか」をランキング形式で見ることができます。 「読了」とは、記事内の本文を75%以上表示した場合に読了したとみなされ、読了者は「読了した人数 ÷ 記事を見た人」で割合を表示しています。 社内報はアクセスされたあとに途中で読むのをやめたかどうか(離脱率)も重要なため、読了者を効果測定することで良質なコンテンツを作成するヒントを得ることができます。

【効果測定5】サイト利用率による成果・効果測定

PCのログ管理ダッシュボード画面

XBOARDのログ管理の「ログサマリー」機能は、指定期間における「PV数」「ユニークユーザー数(UU数)」「サイト利用率」「デバイス別PV数」「エントリー公開数」の効果測定をすることができます。 サイト利用率はアクティブユーザー率のことで、Webマーケティングにおいては「月間アクティブユーザー(MAU・Monthly Active User)」「週間アクティブユーザー(WAU・Weekly Active User)」「1日あたりのアクティブユーザー(DAU・Daily Active User)」が効果測定の指標としてよく使われます。

まとめ

本記事では、広報・社内報の成果・効果測定を数値で行う5つの方法についてご紹介しました。 Web社内報ツールとして、XBOARDの導入をご検討頂ければと思います。


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